previous back to home

L'APPAREIL KODAK 3,5 MODEL 42

アンジェニュー100mm 1:3,5

ebayでフレンチコダック620を入手できました。お目当てはもちろん装着されているアンジェニュー100mm 1:3,5それだけです。アンジェニューレンズ付はフランス国内限定販売だったらしくebayでもあまり目にできません。おまけに入手できた品にはf3,5レンズがついていました。100mmf1:4,5のレンズは所有していて素晴らしい描写にノックアウトされるのですがファインダーはかなり暗く感じていました。ひと絞り明るくなると想像するだけでワクワクしてしまいます。

sellerはヨーロッパから中古ピアノを輸入されている業者さんでそのお母さんがフランス留学中に買い求めた物だそうです。取扱い説明書の表紙は無くなっていましたがお決まりのフィルムの入れ方、露出の決め方ピントの合わせ方、アクセサリー類の使い方まで私には意味不明のフランス語で書かれています。

ついに自分の歳より古い物に魅せられてゆくのでした。

蛇腹の状態、レンズシャッターの状態、とても50年の月日を感じさせない程度抜群で頭がぐらぐら致します。

お目当てのレンズですがもう完璧な状態でワクワクがドキドキになっています。そして、「カメラさんごめんよ」と拝んだ後スッポンとフロントボードからレンズを外しました。偶然にも傷つけない様かなり緊張して外しました。何とか現代のデジタルカメラで蘇らせたいと考える内に所有するライカスクリューレンズをM42マウントに変換するアダプターリングをレンズ後部にあてがってみたら少し大きい、、レンズボードに固定していた座金より小さい、、ってあっと言う間に後部がM42スクリューになってしまいました。単純にペンタックス純正ライカスクリューto M42変換アダプターをサンドイッチしただけす。後はもうM42べローズと合わせたら無限遠から等倍以上自由自在になりました。

現代において100mm f1:3,5は決して明るいレンズではありませんが使用上の不都合は感じていません。50年以上大切に使われ保管されていたカメラ、レンズですからおろそかにはできませんし、有効に使っていこう思っています。作例等はBBSに掲載してゆくつもりですが実力はアベノンマクロ100mmとどっこいどっこいなのです。いやホンマでし、、、。確かに開放でハロは目立ちますが解像度が高くコントラストも十分です。自然光下でのポートレートにちょうど良い感じですがサンプルは残念ながらウェブ上ではちょっと出せませんの御容赦ください。下の画像をクリックしたら最大250KBぐらいの大きな画像が見れます。全て開放で撮影、フォトショのアンシャープマスクはかけていません。カメラはCanon 1Dsです。たのしめますよ++++

previous back to home


Copyright Notice:(C) All rights reserved.

No part of this site may be reproduced or translated in any form without prior permission in writing from bluepage online.

本ホームページのいかなる内容も無断で転載、引用を禁じます。転載、引用にはbluepage onlineからの書面による事前の了解を得る事が必要です。