写真展記録

写真集のページを並べました。

2009.7.04~12

 

 木岐に向かって車を飛ばす。梅雨の真っ最中、梅雨前線の移動で時刻々天候が目まぐるしく変化する日々でした。


何で木岐で写真展をするのか?


 友人のキルト作家が木岐夢ギャラリーで個展をしました。そこは古民家をギャラリーとして開放していてとても非日常な空間でした。

 ギャラリーを運営されてる方々、サポートしている方々の柔らかな雰囲気を感じます。みなさん自然体でゆるくつながって無理がない。とても居心地がよい。 ここでするべきだ!


 テーマ・題材なんて後からついてくるし、取り急ぎあつかましくも七夕前後とかを希望します、、と、予約させて戴いて始まりました。


数ヶ月が過ぎて・・・


 夢ギャラリーは年代を感じさせる展示空間、大上段に構えてしまい、テーマを考えても何も思いつかず困った、どうしよう 、どうしよう??

 

ある日の事です。大好きな写真家の一言が目にとまりました。


「撮らせてもらったお礼はプライド」・・・普段着・仕事着姿でポートレートだ、大好きな言葉「愚直」、自分たちの愚直な撮影スタンスで木岐の人々を真っ直ぐに自然体で写してみよう、六十になった、七十になった、年を取った、しわが増えた、それもかっこええ、優しい笑顔と天真爛漫、木岐のみんなは素晴らしい。木岐夢ギャラリーを訪れる人に夢をプレゼントしてみよう。・・・と結構成り行きですが結果オーライで毎回楽しい撮影でした。