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ベローズを使ってTilt & Swing

低予算改造品製作例

お披露目用の撮影をしていたら横から顔を出してきました。それはおいといて、、素材はYASHIKA製(バヨネットマウント)ベローズをebayでむしりとってきました。数十ドルで入手できる程度の物です。レンズはウォーレンサック75mm/1:2.8を選択致しました。同じ銘柄の75mm/1:1.9を手に入れて以来使用機会がめっきり無くなっていましたしEL-NikkorをつけたPBー4ユニットはファインダーが暗いのですね。F5.6だもの、、ブツブツ。Nikon PBー4程の精度は有りませんが使いやすさを目標に置いて改造致しました。

画像クリックで大きくなると思います。見てのとおりナァ〜ンだですよね。

何はともあれレンズ、ベローズ共に小型で軽量なのですごくお楽です。そして75mm/1:2.8ってのも使い良い、このまま無限遠からほぼ等倍までいけます。当然ですが絞りは手動です。

実際に使う時の感じってこれぐらいかな?レンズのウォーレンサック75mm/1:2.8にはプレスシャッターがついていてチャージの要らない押すとシャッターが切れるタイプです。むかし昔「スピグラ」って大型手持ちカメラに使われていたのと同じですね。通常はTにセットしてレンズオープンしています。

このレンズは小径で適合するフィルターも見つけられ無いのでケンコーの43mm→49mmステップアップリング→49mm→77mmをレンズ前に固定してあります。

ベローズユニットからボディーへの装着はオリジナルのバヨネットマウントを外しLeica-R用のT2リングを薄く削りビスナットで固定しLeica-R→EOSアダプターリングを使っています。まぁ手持ちのパーツ、アダプターを使い倒すと経費節減なり〜。電動工具具はグラインダーとドリルだけですがそれでもなんとかなりました。

現状ではライズフォール&シフトができないのが辛いのですが6X6のイメージサークルがあるレンズですからなんとかなります。絞り操作は当然手動です。引きの無い現場とか撮影スペースに余裕のない現場では75mmであおり撮影が簡易にできかなり万歳です。

左はピントをスイッチに合わせそのまんま、中央の画像はおじぎをするような格好になりますティルトダウン状態で共に絞りは2.8です。右側は実際に使う想定の絞り11です。

グラフィックデザインの現場ではフォトショップCSとかで意図的なぼけ具合を自由に創れるようになりましたがパンフォーカス画像はまだまだ機械撮影が手早く仕上がりますね。

ウォーレンサックのボケはかなり気に入って使っていましたが色収差やわい曲も無くて使い易く安価なところも良いですよ。シャッター付きで75mm/1:2.8って他に無いし、、いや、コシナに有りますね^^;;

まあTSレンズを買ってしまえばと、、、こんなお遊びができなくなっちゃいますね。

新ためてEOSを横から見ると誠にブッサイクです。好きになろうと努力はしているのですがついついブッサイク〜と思ってしまいます。道具としての性能はは素晴らしいと思いますが愛着がわきません。しかしそれも良いかと思うようになりました。

さあ仕事仕事と・・・・

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