美術評論:村上哲史のギャラ儿リー拝見 ____________m
第9回村上哲史油絵展のお知らせ
期間■2003,8,16〜31(水曜定休)
場所■名西郡石井町徳島メガネ店内ギャラリースペース
恒例の個展が始まりました。新作はどんなかなぁ?興味津々です。今回の展示作品も昨年同様全部で9点です。
画面向かって右から順番に
大旱黄色の絵の具塗りたくり 【大旱】=たい-かん 長い間雨が降らないこと。大ひでり。
葱坊主宇宙の果てに飛ぶ思考
ボクがボクらしくあるために秋来る
いつまでも十九のつもり春あけぼの
ストローの曲がる角度に春日差す
左の画像は三番目の絵で「ボクがボクらしくあるため秋来る」です。
気に入りましたのでチョイス致しました。自画像が大好きなのです。エネルギーを外に向かって発射している様、なんか「元気にしよるけんな」って存在を示しているような気概を感じます。今やその気持なりを風景画にすら託す事も可能なのですが、自画像は直に入ってくるので好き。
絵を見ていたらお店の方から冷たい麦茶のサービスを受けました。店内には眼鏡を展示しているワゴンの下に鉄製、石の彫刻作品が何点かさりげなく置いてあってついつい目がいってしまいました。
六番目以降です。
クーラーに疲れ海洋深層水
秋天に立て掛けてある砕石は
ハンモック空が平和に揺れており
左の画像は最後の作品で「ビール飲み干しぐるりと廻る地平線」です。
まっぴるまグビグビ飲むビールって最高なのですね。水平線が傾いててね、好きです。
明るいタッチの画風に磨きがかかってきた、、と批評させて下さい。でも自画像にある力強い絵も捨てがたくまぁ作品に広がりが感じられるってほめ過ぎかぃ^^;;
それにしても第九回ってすごいですね。9点づつ毎年でしたら81点の作品が完成している計算になりますね。積み重ねは力ですね。すごい!!皆さん昨年の作品と比べていかがでしょう、、楽しんでいただけましたでしょうか(^_^)V
もしよろしければ、御感想等頂けましたらうれしく存じます。掲示板へaaaa
Copyright Notice:(C) All rights reserved.
No part of this site may be reproduced or translated in any form without prior permission in writing from HINOMINE NAGAYA.
本ホームページのいかなる内容も無断で転載、引用を禁じます。転載、引用には「ひのみね長屋」からの書面による事前の了解を得る事が必要です。