〒779-2108 TEL (0884)78-0031

徳島県海部郡美波町木岐366(マップコード217 038 444)

mailto: kikiyume@gmail.com

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木岐 夢ギャラリーの歴史

木岐 夢ギャラリーは、江戸時代、天保6年(1835年)廻船問屋として建築されて現在176年経過して居ります。長期間の放置で痛みが激しく現在は勝瑞高春氏がギャラリー主として借り受け修復しつつギャラリーとして公開、活用、管理されています。

民営ならではの自由さ+包容力が何よりの特徴で地域文化の交流の場として企画運営されています。最近では作品の展示の他に、浄瑠璃、オペラ、楽器演奏など多種多様な発表交流の場としても有効活用されています。

管理運営は新矢公宏氏を始めとする多くの地域住民サポーターによってなされていて、その成りは作家・演者につかず離れず、絶妙な間合いが図られています。

建築物に関しての考察


天保6年(1835年)廻船問屋として建築されて現在176年経過して居ります。

当時の歴史的事件と、阿波徳島の事件を「阿波の歴史」より抜粋して列挙致します。

天保元年(1830年)阿波藩幕府より増上寺普請御用を命じられる。

この年全国各地で伊勢神宮への「お蔭参り(抜け参り)」が流行、阿波から始ったと伝えられる。


天保2年 「阿波国御絵図」完成。 安藤広重 「東海道五十三次」完成。

天保3年 「桜間池碑石」東由岐浦より名西郡桜間村(現在の石井町)に碑石送り届ける。

天保4年 諸国大飢餓(天保の飢餓)各地で一揆、打ち壊しが続発

天保5年 領内村浦に質素倹約令 海部郡木岐浦大火、家数158軒焼失

阿波国人口 582,744名(男300,034名 女282,710名)

天保六年(1835年) 濱名家新築(現在の建物 回船問屋として作られた。

建築より現在176年経過して居ります。

天保8年 大塩平八郎の乱 大塩平八郎が阿波 淡路に逃亡の風聞があり、幕府より重々の詮議の「布達」と人相書きが出る。生田 万の乱  モリソン号事件 家慶将軍になる。

天保9年 幕府巡見使、土佐より宍喰峠を越えて来国 中山みき 天理教を開く

天保10年 海部郡奥河内村より出火。日和佐浦類焼、家数320軒焼失。暦学者 小出修喜が日食を観察 蛮社の獄

天保11年 阿波国の人口431,050名(天保5年より25%の 151,694名 減少)

天保12年 板野郡岡崎村の初太郎 遭難して太平洋を漂流、アメリカに至り天保15年阿波に帰国